ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

解放記録(Boktey) 13:00ごろ

ようやく夏学期から解き放たれたので、本の山へダイブしに参りました。
まともに本など選べない精神状態でしたので、
乱数のご託宣により新訳「小さな王子」(サン・デグジュペリ著、光文社古典新訳文庫)を。
前に読んだ時には小学生でしたので、すっかり大人になってしまった身には色々新鮮に感じられました。
ひとつの大切な思い出が夜空全体を輝かせるに足るような世界を出てしまったのは、はて、中学生の頃か…。
「大人は数字を聞かないと納得しない」、ごもっとも。
思い当たる節がありすぎました。
ただ、主人公の飛行機乗りだって、生き延びようと努力したからこそ星空を眺められるわけで、
そういう意味では、まだ純真な子供たちのための本というよりかは
スれてしまった大人たち目線の照顧の話のような気がいたしました。

有り余っていた差し入れのおやつを少し頂きました。
…一応ポイント内で。
0+157-100(ウェハース)=57

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残すところもあと数時間、そろそろラストスパートでしょうか?