ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

13冊目読了 withY

withYです。
省略の詩学―俳句のかたち 外山滋比古著 188ページ
俳句の魅力を細かく分けられた章によって語っていく。
強調して書かれているのは、
俳句の曖昧さ、短さ、語の余韻などである。
そういった魅力に大きく寄与しているのが切字なそうだ。
かな、けり、やなどの語であるが、
中学のころ、「それ自体に意味はなく、詠嘆を表す。」などといった、
全く役に立たない説明を受けてきたので、
まず、切字ってなんだっけ?からスタートしたぐらいだ。
切字とは文字の通り、切るのである。
文脈や論理を切るのであり、それによって語の後に空白が生まれる。
それこそが俳句の魅力へとつながるのだそうだ。

あとがきに書かれている通り、重複する説明が多く
こういった企画で読むのは不向きか。

次は、
ペスト カミュ
重そうですね、はい。

コッペパン食べました。-110
らららコッペパンらららコッペパン、いつも変わらないあじ〜♪
ポイントは、
387+333-150-110+188=648