ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

8,9,10冊目読了 レン

吉里吉里人(上・中・下)
井上ひさし

獲得ポイント:501+502+520=1523
累計ポイント:991+1523-90(野菜バー)-88(パックのご飯)-100(シャワー)-1200(6時間睡眠)-52(バナナ)-100(コッペパン)-140(コーヒー)=744

お久しぶりでございます。ずっと吉里吉里人読んでました。ストーリー自体は分かりやすく、(東北地方の吉里吉里村が独立国を目指す)井上ひさし氏の頭の中をぶちまけたような回りくどい作品構成(主人公の過去が300ページにわたって唐突に挿入される等)、冗長な知識には正直辟易しました。表現自体は面白いものがあるのですが、それを1500ページの長きに渡って繰り返されると飽きないわけにはまいりません。

ともかく、ごちそうさまでした。王手教授どうも。

次は『袋小路の男』絲山秋子です。再び絲山秋子