ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

四冊目読破

skipperです。四冊目読破しました。キャッチャーインザライです。「ライ麦畑でつかまえて」の方は読んでいたので一応再読です。こんな機会じゃないと読まなかっただろうので、とてもよかったです。

・J.D.サリンジャーキャッチャー・イン・ザ・ライ

・361ページ

・獲得睡眠権1時間

・感想  まえに「ライ麦畑でつかまえて」を読んだのは確か中学三年生の時でしたが、そのころよりは面白く読めました。当時は主人公の語り口の軽妙さとセンスの良さでなんとか読んだ気がします。今読むと、ホールデンのキャラクタにより共感できておもしろいです。この小説は終始だれかへ語りかけるスタイルを取っています。だから本心を語っているようでそれはまるで気取った、ごまかしなのです。ですが、彼は自分にもそのごまかしが本心であるように納得させようと行動しているのです。そういう少し複雑にとらえられるようになったのは、まあ自分が年をとったからなのでしょうか。そう思うと悪くないですね。

(累計獲得ポイント)1095ポイント

(累計消費ポイント)100ポイント(8/30昼食) 313ポイント(8/30ジュース)280ポイント(8/30夕飯)

(手持ちポイント)402ポイント

(睡眠権)4時間