ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

三冊目読破

skipperです。三冊目終了。また星新一です。星新一は薄いし読みやすいし、まさにボーナス。なんかまわりから「メシマズ」の声がうるさくなってきたな…。

星新一「ごたごた気流」

・222ページ

・獲得222ポイント

・獲得睡眠権1時間

・感想  「ノックの音が」はあまりSF臭がしなかったのですが、こちらは打って変わってSFショートがほとんど。どれも面白い。とくに「門のある家」というものが発想が奇抜かつ、すこし哀しい読み味もあり、よかったです。ところでこの本を読んで思ったのですが、星新一は文章が上手いですね。ショートショートに適した文章、飾り立てせず率直に、しかし読者に強く想像させる文章になっています。『細長く、みにくく、しわが表面を覆っていて、細かい触手のようなものが多く、うすぎたない色をして、グロテスクな形』の虫なんて、どんな虫なんでしょう! 

(累計獲得ポイント)734ポイント

(累計消費ポイント)100ポイント(8/30昼食) 313ポイント(8/30ジュース)

(手持ちポイント)321ポイント

(睡眠権)3時間