ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

12冊目読了 withY

withYです。
スカイ・クロラ 森博嗣著 333ページ
しっくりこないなあと思います。
冒頭からとても自然に物語の世界を描き出している一方で、
その世界そのものについてもラストに自然に触れているのは
森博嗣の巧みさなのでしょう。
なぜ生きるのか?
疑問を持つ者持たない者。
主人公は疑問を持っていないふりをしているが
文章中で繰り返される自問自答、どう見ても強がっている。
そんな主人公はなぜラスト、あのような決断をしたのか。
この先、彼女と同じ道を生きていくのか?
続編もあるようで、そのあたりで明らかになるのかもしれない。

次は、
本当は恐ろしい…はもう出たので、再度乱数発生。
省略の詩学―俳句のかたち 外山滋比古
思考の整理学以来の外山先生。

そういえば、今回はひろばの方々が持ってきていただいた
本に番号を振り、パソコンの乱数発生ソフトで本を選んでます。
これまで、過去のひろばを読んだり、Ckiex読んだりしましたが、
飽きてきたので、普通にやり直しました。

そういえばサラダ食べました。

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