6冊目読了 withY

withYです。
ペインティッド・バード　イェジー・コシンスキ著　305ページ
読む前に無知をさらしましたが、
かなり有名な本だったようです。
東欧人でありながら肌や髪の色から
ホロコースなどの迫害の対象になった少年が
各村を転々としながら生き延びていく物語。
その内容によって社会問題となったことが
あとがきや解説に詳しく書かれている。
当時の残虐性がうかがえる圧倒的な暴力表現が
描かれ、その行使者が老若男女問わず行われる世界は、
しかし、現実性を持って衝撃を与えてきました。
また、少年がそう言った過程で、ほとんど教育を受けずに、
神や世界について考察し、それに基づいて必死に行動していく姿が
描写されていて、とても引き込まれた。
いい本に出会えました。

次は、
ばかもの　絲山秋子著
百時間二冊目の絲山さんの著作。
というか、ある方が持ってきてくださった本が多いような…？

おにぎり食べました。
540-600+305-78=167