ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

2冊目読了 withY 2:00

withYです。
まさかのまだ2冊目です。
柄刀一著 殺人現場はその手の中に 269ページ
天才・龍之介がゆく!というシリーズの作品のようです。
その名の通り探偵が龍之介、ワトソン役がそのいとこ光章。
物語は光章視点で書かれます。
軽犯罪から殺人まで、様々な事件を龍之介が解決していく
探偵もののある種オーソドックスな短編集ですが、
後半には過去に起きた事件を伝聞や証拠品から解決するという
形式はなかなか新鮮に楽しめました。
ただ、最も重要な謎の部分で、解決への最後の一手が
とんでもない飛躍が起きているような気がしました。
大体推理できてたけど、最後のそれは分かんないだろ、みたいな。
うーむ、単に私の推理力不足か、睡眠不足か。
でも初めの短編は個人的にあり得ないと思う。

次の本は
神様パズル …ってさっきでたよね!?
別の方も持ってきてくださっていたようです。
ということで特別ルール、
過去のひろばを読みつくす
に移行します。
吉と出るか凶と出るか?