1冊目読了
10のwithYです。
やっと、やっと1冊目読了しました。。
われはロボット アイザック・アシモフ著
かの有名なロボット三原則をテーマにしたSFです。
構成としては、時系列に沿って、
ロボットにまつわる様々な事件についての短編集。
登場するロボットはどれもとても生き生き。
それでも、やっぱり頭が固い。
その原因となるのがロボット三原則であり、
これこそが人間とロボットの差異ともいえる。
ここまででも十分楽しめる本書だが、
後半になると、三原則の倫理的な正当性により、
人間との区別に使えなくなっていく。
それでは、ロボットはどうなっていくのか。
ロボットと人間のありかた、というテーマとは別に、
毎回起こる事件の謎(そのどれも三原則に関係する
)を推理するミステリーとしても楽しめました。
そこここにユーモアが仕込まれているのも良かった。
次は
殺人現場はその手の中に 柄刀一著
です!
追記
われはロボットは425ページでした