ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

「なかなか立派なカジキマグロだ」

八です。外はもう明るくなってきている。こういう時間に村上春樹を読めるっていうのは悪くない。

村上春樹パン屋再襲撃

・221ページ

・334ポイント(洗顔100、コーヒー20)

・睡眠権3時間

村上春樹大好き。夏休みの初め、ひろばの某H女史の誘いで映画ノルウェイの森のエクストラに行ってきて、それをきっかけに大量に読みだしたのだが、一気に中毒になってしまった。どの言葉を取っても無駄がなくて、心地よい緊張感のある文章。疲れていたのも忘れてあっという間に読み終わった。

この本は短編集。長編しか読んだことなかったけど、雰囲気は長編と同じ感じだった。ただ、他の本よりもお茶目な印象。「僕」はいつもの村上作品と同じように四六時中ビールを飲み、女の子と寝て、バーでオン・ザ・ロックを飲み、「そうかもしれない」と曖昧な相槌を打っている。


さてあと12時間を切りました100時間読書。skipperはLord of the Ringsの途中から続いていた睡魔との決闘に遂に敗れ、ただいま充電中。僕もそろそろ仮眠取ろうかな。


次はまたまた恩田陸。やれやれ、と僕は思った。いや、好きですけどねw