ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

五作目読破

skipperです。五作目を読み終えました。そろそろ頭がくらくらしてきています。学術書でした。予想に反して字が大きくてページが少なく、また内容も比較的読みやすかったです。そろそろ地雷を踏みそうな予感がします。

山岸俊男社会的ジレンマのしくみ」

・246ページ

・獲得睡眠権1時間

・感想  社会心理学の本です。「囚人のジレンマ」のように、集団において非協力的になることで自分は得をするが、集団全体の利益が小さくなるという状況をいかに解決するか、という本です。学術書は最初に結論を言うことが多いし、途中で結論をだし、あとはその応用となっていくことが多いので、全部読むのはなかなかきついんですよね。この本もそのきらいはありましたが、ただ題材が興味深かったのと、語り口が平易なので読みやすかったです。集団の個人同士にネットワークができ、自分が相手へ及ぼす影響をより把握できるようになるほど、ジレンマは解消されるらしいです。なんというニュータイプ、と思った自分はもうだめですね。


(累計獲得ポイント)1341ポイント

(累計消費ポイント)100ポイント(8/30昼食) 313ポイント(8/30ジュース)280ポイント(8/30夕飯)100ポイント(8/31トイレ)

(手持ちポイント)548ポイント

(睡眠権)5時間