ひろば100時間読書のログ

東京大学書評委員会ひろばが行う「100時間読書」のログです。

100時間読書終了 TenkNiccolo

・ひとりながら全日程参加いたしましたTenkNiccoloです。

 残念ながら20冊には届きませんでしたが、読んだ18冊全て濃密な本であり、「タフな東大生」の理念を体現できたのではないかと思います。
 一日二食・睡眠時間三時間程度でしたが、意外にも大丈夫でした。読書家としての能力も上がったのではないかと思います。
 10年以上の伝統を持つ企画に参加できたことを嬉しく思います。

終了 兼平 17:34

途中参戦なので75時間ほどですが、無事終わりました。
結局7冊しか読んでませんね。それでもポイントが足りているのは、通算睡眠時間7時間半、一日一食程度で生きてたからですね。
普段読まない小説を何冊か読み、積読もそこそこ消化できました。でも秋号の原稿があと4つも……(本日〆切)。

七冊目読了 兼平 15:58

C.シュミット『大統領の独裁』田中浩・原田武雄訳、未来社

・262ページ ・累計ポイント 138+262=400

戦間期ドイツで活躍した公法学者カール・シュミットによる、ヴァイマル憲法下での大統領非常権限を論じた「ライヒ大統領の独裁」、一般に考えられている司法府ではなくライヒ大統領こそが憲法の番人であると主張した「憲法の番人」(1929年版)を収録。何れも、ヴァイマル憲法が大統領に強力な権限を与えていることを論じており、後のナチス政権による合法的クーデタへの布石となったと看做されている。
結論の過激さに比して、それを導き出す論理展開は精緻で説得力を感じてしまう。これこそがシュミットが放つ危険な魅力なのだろうか。

朝食ポイント消費 TenkNiccolo

・累計ポイント  131-130=1

・この時間帯で「朝食」というあたりが読書100時間の妙ではないでしょうか(笑)
読書スピードも落ちており、終了までにもう一冊読めるかわかりません。ただいま
オルポート・ポストマン『デマの心理学』を読書中です。